チタントレックコンボ

　チタンであるということは、軽い、金属臭がしないというメリットがあります。しかし、チタンは熱伝導が悪く、火が当たっている部分だけが高温になりやすく非常に焦げやすいというデメリットがあります。つまり、料理を美味しく作るにはいろいろと火加減などに配慮して手間と時間がかかる。もしくは、配慮しないで作って焦げクサイ味はガマンするしかありません。ま、お湯を沸かすだけなら問題はないですが…。 　チタンはこうした長所、短所を併せ持った素材なので、よく考えてから買いましょう。なにせ高価ですから。 　それから、この商品に対しての不満がひとつ。フタが本体に載せるだけのブカブカのサイズ。運搬時のロック機構がないのでザックの中でバラバラになります。メッシュ収納ケースもこの商品にあつらえたサイズではないので非常に大きめ。メッシュケースに入れても、その中で本体とフタが外れてバラバラになり、音がカチャカチャとうるさいです。要改善。

価格材質違いのトレックコンポ（ステンレス）どちらか悩みましたが、自己満足度と重量を考慮してチタントレックコンポ（チタン）にしました。 ちなみに900の中には、小型シングルバーナー（１５３ウルトラバーナー等）と250ガスカートリッジが同時に収納出来ます。また1400→トレック900→焚や極（別売り）を収納することも可能です。※焚や極には、250ガスカートリッジが2個入ります。 チタンでは、ご飯が炊きにくいと聞いていましたが、少し練習したら上手く出来るようになりました。 ３０分ほど、お米に水分を吸わせてから火にかける。最初は強火で吹きこぼれたら、弱火にし１０～１５分もすればいい香りがしてくるので火から降ろし、タオル等で包み逆さにして１０～１５分ほど蒸らせば綺麗に炊き上がります。※調理時は石などで蓋に重しをすること。上記の手順で、上手くいかないならバーナーパットの使用を薦めます。

ブッシュバディというウッドストーブがちょうど収まるということで買いました。トレッキングではどうしても大小ふたつのコッヘルが必要なので、コンボにして良かったと思います。 チタンは焦げやすく熱伝導が悪いのですが、軽さを思えばステンレスなどに後戻りできません。このタイプは把手が頑丈で安心できます。が、短さが徒になって火に近く、熱を受けやすいため、軍手は必需品だと思います。

ワッパー武器とともに購入。このコンボにちょうど良く収まります。会社で残業した際、さ○うのご飯をあたため、最近はやりの納豆で外食代をうかそうと思います。収納時、持ち運びする時に、「カタカタ」という音がなくなれば、個人的にはよろしいのですが。