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コッシー直伝!エアマークスプリングルアーローテーション

湾岸を自在に疾走するスタイリッシュなフィッシングスタイルがボートゲームの魅力、ターゲットはシーバスだけじゃない。旬の魚を狙って釣る。こんなの釣れちゃったもあり!!爆発的な釣果と様々なターゲットを相手にシーズンを通して楽しむことができ、イルカやトビウオの歓迎を受けながら広大なフィールドを駆けめぐる爽快感はボートフィッシングならではのものです。

ボートシーバスゲームのもう一つの楽しみ!それは旬のターゲット達。冷え込みが厳しくなる1月2月はロックフィッシュ、いわゆる根魚と言われるガシラ釣りが旬を迎え、3月からは春のメバル釣りからノッコミのチヌ、産卵後のシーバスが釣れ始め、次第にイワシの大群が入港する5月には数多くのシーバスがボイルをはじめます。夏真っ盛りはシイラを追ってかなり沖合いまでボートを走らせたり、やがてカツオ、ツバス、ハマチなどが海面をにぎわせてくれ、10月頃からタチウオやアオリイカもターゲットになります。

ボートシーバスゲームブランド『エアマーク』でお馴染み!
コッシーこと越村忠樹氏が語る!『ボートシーバスのススメ(春)


東京湾を発祥にめまぐるしい進化を遂げ、今なお発展途上にあるボートシーバスゲーム。湾岸のシ−バスゲームというと秋冬のゲームと言う定説は一昔前のことで、ブラックバスと同じく、ボ−トシ−バスゲームも各シーズンそれぞれに面白さが確率されてきておりますが、今回はボートシーバスゲームの春について若干ご説明させていただきます。

まず、大阪湾においてシーバスの行動を追うと大きく簡単に三つのルートが言えると思います。年中を湾内の水温変化とともに移動するいわゆる居着きシーバスと淡路島東岸沖を産卵場とするシーバスが成長とともにベイトフィッシュの群れを追って大阪湾に入港する西方回遊シーバス、そして、和歌山方面から北上する南方回遊シーバスと現在考えられています。
水温の上昇とともにちょうど4月頃から神戸港は西からそして堺方面は南から入って来ているようです。また、川の水温と水温差が緩和されると鮎の遡上を意識したシーバスの入川も西から活発化する事もこれらの要因だと聞いております。

春のボートゲームをすすめる理由は一にも二にもこのフレッシュなシーバスの入港があるからで、ほとんどフィッシングプレッシャーをあたえられていないシーバス達が補食モ−ド全開で入港するわけですから容易に釣れる事が想像できると思います。
しかも、この群れの大きさや継続時間の膨大さから連日の爆釣が期待できます。

今回は大阪湾を例にあげましたが、もちろん、東京湾や伊勢湾、さらに各地メジャースポットでも春の訪れとともにフレッシュなシーバスの入港あり、ボートチャーターサービスが充実している所では今現在の旬のポイント迄、ボートキャプテンが直行してくれるのです。

あなたはタックル片手にシーバスのパワーファイトを存分に楽しめるというわけです。 もちろん、女性や子供にもチャンスは充分ありますので家族でのファミリーフィッシングやデートフィッシングにもおすすめ!ちなみに、私のボートではなぜか女性が最初にしかも、最大魚を上げてしまう事が多いのも事実で、ボートシーバス入門に最適なシーズンが春なのです。



青い空の下をいざ出陣!!



フレッシュなシーバスの入港で爆釣モード!



◇ ボートシーバス特集インデックス
| ボートシーバスのススメ(春) | 必釣りルアーローテーション |
| ロッド | リール | ライン | 関連アイテム |



コッシー直伝!エアマークスプリングルアーローテーション
春の特徴:大きく2つに別れるシーバスの捕食パターン

水温も上昇し、プランクトンの活性があがるとプランクトンを主食にしたベイトフィッシュの入港が始まります。これを追って入港したフレッシュなシーバスと湾奥にて越冬もしくは産卵後の産休から回復したシーバスがそれぞれのエリアで釣りわけられるのが春の特徴です。

フレッシュなシーバスは、湾入り口付近のストラクチャーにてベイトを待ち伏せして補食しますので必然的にベイトサイズにシビアになり、ルアーのサイズセレクトが釣果を伸ばすキモとなります。
これに対し産休から回復したシーバスは入港したベイトに対応するよりも楽に補食が可能なバチやイナを主食にする傾向が強く、ナイトタイムに補食する固体が増えます。


春はルアーのサイズセレクトが肝

デイゲーム編

これが季節が深まり、ベイトの進入が湾奥へと進むと内外のシーバスが混在し釣れるようになるのです。つまりデイゲームにおいては回遊性の強い外湾シーバスが釣れやすくなるというわけです。

ではこのようなシーバスを狙った場合のポイントセレクトはといいますと湾入り口付近のバースや台船、テトラまわりと比較的潮通しの良いポイントでベイトの通り道を考えてアプローチします。

これらのポイントはボート以外では狙いにくいので陸ッパリを考慮するならば湾奥であっても湾内に進入した潮が一番最初にぶち当るストラクチャーを狙います。これはある程度地図で絞り込み出来るポイント探しの基本となると思います。 とりわけこの状況を把握する為には大潮の3日目あたりに出かけてみると顕著に他のポイントとの違いが実感できると思います。


エアスピード67S



エアディープ67S



エアスピン


ルアーとしてはサイズに気を使ってエアスピード67Sを主軸にエアディープ67Sへとローテーションし、エアスピンでフォローしてワンセットの攻めとして今度はカラーを若干トーンダウンしてもう一度同じポイントへキャストします。

ワンセット目はただ巻きを繰り返し不要なプレッシャーを与えないようにし、シーバスのいるいないをチェックします。

その後さらにトーンダウンさせたエアスピード67Sでトィッチンジャークを
行ってやるとシーバスの反応に変化があらわれると思います。これが俗に言うスイッチを入れるというやつでこれにあおられた場合一ケ所でまとめ釣りが楽しめる事が多々あります。

ジャークは端切れよくパンパンッと行い若干のポーズを組み合わせるのも効果的です。シーバスはジャークしてはいけないというのは全く持って過去の話しでございます。


これらに適したルアーとしては他にラッキ−クラフト社のビーフリーズの65、78Sが使いやすく、固定重心ならではのレスポンスがあるためさほど大きくアクションさせずに素直に追従させる方が効果的です。

エアスピードを使ったテクニカルパターン
ただ巻き

ジャーキング


1キャスト2トゥイッチ


ナイトゲーム編

基本的にはデイゲームと釣り方自体は変わりませんが、ベイトがバチやイカ等集光性のあるベイトがメインとなるためタンカ−まわりなどライティングスポットがメインとなり、春も深まるにつれサイズ狙いのナイトゲームを楽しむ事が可能になります。

昼間深場で潜んでいたデカシーバスもイカには目がないのか容易に浮上し補食に入るため釣りやすいと言えます。バチやイカは個体差が大きく比較的サイズには無頓着に思えます。

こういう状況では手返しが良く飛距離の出るエアスピード80Sエアディープ80Sのツートップローテーションでアップテンポに攻めると効果的でただ巻きでスピードを変化させていくとポイントサ−チ力が上がります。

只今、最終テストを終了したイカをイミテートした使い手に差が出るテクニカルルアーエアスーもデカシ−バス攻略に一役かってくれると思います。

これらの方法でシーバスを引き出す事ができたならさらにそのポイントでラッキ−クラフト社ワンダー80などでじっくり攻めるのもアリです。私はアップテンポな釣りが好きな為移動となりますが・・・^^;

やがてイカがメインになり、イワシの回遊も夜まで及ぶとさらにおもしろいボイルゲームが楽しめるでしょう。そうなれば誰でも簡単に釣れるトップウォーターゲームをお試しいただきたく思います。

シーバスゲームにおいてのトッププラグの条件は細みで長く水絡みのよいものがお勧めで飛び出したりダイブしすぎるものはNGです。エアマークのエアスプラッシュは専用設計されているのでご安心してご使用いただけます。

その他でお勧めはデプス社のラドスケールで水面を漂うボラをイメージしてスリージャークポーズ!そしてただ巻きの組み合わせで好釣果を上げています。
エアスプラッシュはポップアンドポーズと連続トゥィッチの組み合わせでポイントの活性を上げる活性剤としても有効で、使用直後から急にボイルが始まる事もしばしばあるなかなかの力作だと思います。

夏場のシイラやハマチのナブラゲームにも抜群の飛距離で超高速時にも波にうまく絡み続けてくれる持っていて損のないポッパーです。


◇ ボートシーバス特集インデックス
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