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BRAND HISTORY
BIOGRAPHY
Brand History
  ウエイン・グレゴリーは14歳の時、ボーイスカウトの最高位に値する勲功記章(特別の功績に対して与えられる記章)プロジェクトの一環として、初めてバックパックを自作しました。それからまもなく、ボーイスカウトの地方大会で、カリフォルニア州、サンディエゴにあるアウトドア専門会社「アドベンチャー16」の創立者アンディー・ドロリンガーに出会いました。アンディーはウエインのデザインに感銘を受けました。それから2〜3年の間、ウエインは「アドベンチャー16」の工場へ頻繁出入りして、そこで自作のための材料を揃えながら、バックパックのデザインをいろいろ考案しました。そして、ついにはこの若い会社で働くようになりました。

1970年、ウエインは先進のエクスターナルフレームパックの製造を目指し、彼の最初の会社「サンバード」を設立しました。その後、エクスターナルフレームパック自体の機能性に限界を感じ、1973年に会社を解散。当時新興のアウトドア産業において、ウエインは「アルペンライト」「ゲリー・アウトドア」「フロストライン・キット」「スノーライオン」など著名な多くのメーカーのスリーピングバッグ、テント、テクニカルウエアなどのデザインを、フリーランスとして手がけました。それから、ソフトパックの新しい動きとインターナルフレームという概念に彼の好奇心は傾き、自分が元々一番好きだったバックパックのデザインに戻ることを決心しました。そして、1977年、妻のスージーと二人で、グレゴリー・マウンテン・プロダクツ社を設立しました。


グレゴリー社の革新性、人間工学に基づいた設計、最高品質へのこだわりは、パック開発初期より今日に至るまで変わることなく常に新開発のパックに反映されています。ウエインは、市場に出回っていたエクスターナルフレームパックの柔軟性の欠如と、インターナルフレームの荷重サポート力の欠如を解決するために、グレゴリー社独自のアクティブサスペンションシステムを開発しました。これは、画期的なことでした。このサスペンションシステムにより、エクスターナルフレームパックの荷重サポート力に柔軟性とインターナルフレームパックの持つ快適な背負い心地が融合したパックが完成したのです。


今日、ウエインはパックデザインの巨匠であり、グレゴリーの全革新的技術の源です。才能ある若いデザイナーらと共に、現在も日夜パック開発に取り組み、毎年、新しい技術で周囲を驚かせています。快適な背負い心地、フィット性、耐久性、機能性を追及しパックに進化を与え続けています。

 

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