準備はOK?!初めての秋冬ファミリーキャンプ!

準備はOK?!初めての秋冬ファミリーキャンプ!

今年キャンプを始めたファミリーキャンパーの皆さん、秋冬キャンプの準備は進んでいますか。これからはじまる秋冬シーズンは虫も少なくなり、 空気が澄んで星がきれいに見れます。また、寒くなるにつれて焚火を囲み、火の温かさを感じ、火に語りかけるように家族の会話が増えてきます。そんな快適で心から温まる秋冬キャンプを過ごすための3つの注意点とオススメグッズを紹介します。寒さ対策をしっかりして、秋冬ならではのキャンプを味わいませんか。

秋冬キャンプで注意する3つの事

1. 火の取扱いと一酸化炭素中毒

火の取扱いと一酸化炭素中毒

寒くなるにつれ、焚火の温かさが身に沁みますが、火の粉がテントや衣服に燃えうつらないようにしっかり対策を行いましょう。 今年買ったばかりのテントやジャケットに穴があかないよう、火の近くにテントやタープを配置せず、火の粉から守ってくれる難燃素材のブランケットやシートで保護をするなどの対策を行いましょう。また、テントの風上となる場所で焚火を行わないことも大切です。秋冬になれば空気が乾燥してくるため、夏以上に火の取扱いに十分注意が必要です。

一酸化炭素警報機を併用

秋冬キャンプに欠かせない暖房機器。薪ストーブや石油ストーブ、カセットガスヒーターなどを持ち込むキャンパーも多いですが、誤った使い方による事故が毎年起きています。 炭素を含む物質が不完全燃焼する際に生じる一酸化炭素は、無色、無味、無臭、無刺激で、比重は0.967で空気とほぼ同じ重さとなり、強い毒性を有しています。 テント内ではそもそも火器使用厳禁ですが、持ち込まなければならない状況のときは換気を頻繁に行い、一酸化炭素警報機を併用するなど、十二分に注意しましょう。

2. 結露

結露

テント内外の温度差が激しくなる秋冬は、他のシーズン以上にテント内幕が結露しがち。結露は人の呼気や汗などが水蒸気となり、水蒸気を多く含む空気がテント内で冷やされることで、水滴として残ったもの。 結露発生原因は、テント内外の「気温差」が影響しています。ひどい結露の場合、寝ている間にシュラフが濡れて保温機能が低下したり、テント内部がびしょびしょに濡れ風邪をひく原因にも。 テント内結露を防ぐため、寝る時に少しだけベンチレーションを開けておくのがおすすめです。開けるとどうしても寒くなりますが、通気性を高め「気温差」を少なくさせることで結露対策となります。

3. 寒さ対策

寒さ対策

風速1メートルで体感温度が1度下がるといわれるぐらい、秋冬に風が吹くと心底寒く感じます。起きている時は焚火や薪ストーブで暖が取れますが、寝ている時はそうはいきません。 地面からの冷気は、おそろしく冷たく過酷です。お座敷スタイルでキャンプを楽しむ方は特に、テント下のマット・シート対策をしっかりとしておくことをおすすめします。

また、寝室となる部分では地面からの湿気対策のためにグランドシートを必ず敷き、地面に体温を吸収されないよう、テント内も厚手の銀マットやインナーシートを敷きましょう。さらにマットを敷き、しっかりと対策をした暖かい床を作りましょう。

AC電源サイトが利用できる場合、電気カーペットや電気毛布を使う事で寒さ対策ができます。その場合、電気を引き込むコードリールや延長コードを忘れずに持っていきましょう。キャンプ場のACサイトの電気容量上限(最大ワット数)も確認しましょう。

秋冬キャンプでおすすめするキャンプグッズ

おすすめテント

秋冬におすすめするテントは、「テント裾(スカート)が付いている」「換気機能(ベンチレーション)が付いている」「幕素材がコットン、またはTC」となります。

スカートがあれば、テントの下からくる隙間風や冷気対策になりますし、ベンチレーション機能があれば換気や結露対策になります。また、幕素材がコットン、またはTCの場合、ポリエステル素材と比べ通気性が良くなります。しかしながら、キャンプする場所の気候や人数で、状況は大きく変わるため、この3つのポイントは必ず必要という訳ではありません。

テントはインナーとアウターに分かれるダブルウォールにすることでも、空気の層が簡単に作れ、結露対策をすることもできます。

ランドロック

スノーピーク(snow peak)
ランドロック

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アポロン

ogawa(キャンパルジャパン)
アポロン

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【認証店限定】プレミアム PANEL グレート ドゥーブル XL-BJ

ロゴス(LOGOS)
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おすすめマット

朝晩の冷え込みが厳しい秋冬キャンプでは、就寝時の防寒対策が必須。そんな時に役立つアイテムがマットです。マットは寝袋(シュラフ)の下に敷く夜の睡眠の質を左右する重要なアイテムでもあり、「地面の凹凸対策」「断熱効果が得られる」の2つの大きな役割があります。

テント内にコットを置いてベッドにする方がいますが、「地面の凹凸対策」にしかならず、秋冬キャンプの場合はコットを使う場合でもマットは必須です。使っているテントやコットに合うサイズのマットを準備しましょう。ファミリー人数分のマットを用意するとなると、お金もかかりかさばってしまうこともしばしば。そういう時はいつも家で使っている毛布や、起毛の敷きパッドで代用しましょう。

ソトネノサソイ

DOD(ディーオーディー)
ソトネノサソイ

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ソトネノキワミ

DOD(ディーオーディー)
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キャンパー インフレーターマット ハイピーク

Coleman(コールマン)
キャンパー インフレーターマット ハイピーク

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おすすめ焚火台

秋冬キャンプには欠かせない「焚火」。
静かな夜にパチパチと爆ぜる音を聞き、美しい炎の揺らめきを見て、身も心もあたたまる時間を過ごしましょう。
お子さまと一緒に火をおこし、みんなで火を囲む家族団らんは大切な思い出となり心に刻まれるはずです。

ファイアーディスクソロ

Coleman(コールマン)
ファイアーディスクソロ

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ファイアグリル

ユニフレーム(UNIFLAME)
ファイアグリル

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焚火台Lスターターセット

スノーピーク(snow peak)
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おすすめシュラフ

秋冬キャンプでのシュラフは、暖かく保温力があるものを選びましょう。-3度帯のシュラフであれば、防寒対策で対応できることが多いです。

シュラフには大きく分けてマミー型と封筒型の2種類がありますが、秋冬キャンプ用のシュラフを選ぶならマミー型がおすすめ。マミー型は頭までピタッと包み込まれるため、冷気の侵入を防ぎ保温性が高いのが特徴です。しかし、マミー型は多少なりとも圧迫感があります。一方で家の布団と同じように使える封筒型は、首から上は少々寒いものの、ファミリーキャンパーでは人気。子供と一緒のシュラフで寝ることもありますので、ご家族の都合に合わせてチョイスしてみてください。

LOGOS×naturum 2in1 ナバホ柄シュラフ・2

ロゴス(LOGOS)
LOGOS×naturum 2in1 ナバホ柄シュラフ・2

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わがやのシュラフ 4人家族用寝袋 5度~-5度

DOD(ディーオーディー)
わがやのシュラフ 4人家族用寝袋 5度~-5度

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ISUKA×naturum アルファライト 1000EXN -12℃

イスカ(ISUKA)
ISUKA×naturum アルファライト 1000EXN -12℃

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おすすめ暖房器具

暖房器具はスポットで体を温めたり、テント室内を温めるには最適なギアです。特にストーブを使う際に忘れてはいけないのが、一酸化炭素への理解です。一酸化炭素警報機とセットで利用し、小まめな換気をし、就寝する際には必ずストーブを消しましょう。

燃料はカセットガスタイプや、灯油があります。家で石油ストーブを使っている場合は持ち込んでみてもいいですが、運搬中に燃料が漏れないようにしっかり対策をしてください。

AC電源サイトを利用できる場合は、電気のファンヒーターや遠赤外線ヒーターを利用しましょう。その場合、電気を引き込むコードリールや、延長コードを忘れずに持っていき、キャンプ場のACサイトの電気容量上限(最大ワット数)も確認しましょう。暖房器具を持ち込まずとも、焚火でしっかり温まることはできます。秋冬キャンプで暖を取る方法をいろいろ検討してみてください。

対流形石油ストーブ【GEAR MISSION】

トヨトミ
対流形石油ストーブ【GEAR MISSION】

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ポータブルガスストーブ

センゴクアラジン(SENGOKU ALADDIN)
ポータブルガスストーブ

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アウトドアヒーター

ForeWinds(フォアウィンズ)
アウトドアヒーター

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おすすめグッズ

秋冬キャンプに活躍するおすすめグッズを一挙ご紹介。昔ながらの湯たんぽや、最新のセンサーを搭載した一酸化炭素チェッカーまであります。おすすめなのが、火の粉を防ぎ雰囲気をチェンジできるチェアカバーや、お湯を保温しておく時に便利なジャグです。特に秋冬キャンプでは、油汚れが冷たい水では落ちない為、お湯を使うことが増えます。夏でも冬でも使えるジャグをこれを機にチョイスしてみてはどうでしょうか。もちろん秋冬アパレルもありますので、足りないギアを今一度確認して、温かい、心休まるキャンプをエンジョイしましょう。

耐火性ブランケット・チェアカバー

湯たんぽ・ウォーマー・ジャグ

燃料タンク・アタッチメント・サーキュレーター

秋冬アパレル

食器

ダッチオーブン・スキレット

おすすめギアで楽しく安全な秋冬キャンプを

秋になるにつれ食べ物がおいしくなり、また冬になるにつれ魚がおいしい季節になってきます。道の駅や地元のスーパーにはこの季節にしか見ない食材も多く出てきます。是非、夏キャンプにない秋冬キャンプを味わってみてください。今回ご紹介した秋冬キャンプのポイントやギアを押さえ、身も心も暖かいキャンプに出掛けてみましょう!

身も心も暖かいキャンプに出掛けてみましょう!
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