ナチュラムで取り扱うサステナブルアイテム

ナチュラムで取り扱うさまざまなブランドで、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っています。ナチュラムで取り扱うサステナブルアイテムの一部をご紹介します。

1.フィッシングブランドの取り組み

ダイワ（DAIWA）

ThinkClean活動として、釣り場のゴミ清掃活動や、釣り場の清掃のための環境配慮型のゴミ袋を希望する方へ無料で提供し、釣り場のクリーンナップを行うだけでなく、ダイワヤングフィッシングクラブ（DYFC）などのスクールを通じて子供たちに自然環境の大切さを伝える活動や、環境対応商品の開発など、環境に対する幅広い活動を実施しています。

環境配慮型製品の取り組みの一環として、自社基準として７つの項目を設定し、それを満たした製品に対して環境ラベル「BE EARTH-FRIENDLYマーク」を製品やパッケージに表示しています。

エコギア（ECOGEAR）

「ECOGEAR AQUA」および「ECOGEAR AQUA KATSU SERIES」は生分解性の水溶性ポリマー（water-soluble polymers）で作られていて、環境に対して負荷の少ない素材を吟味しています。主原料の水溶性ポリマー以外にも、安全性の高い原料が使用されています。

エコギアの生分解性プラスチックソフトルアーは、日本釣用品工業会が独自に策定する厳しい「環境保全マーク」認定基準に合格しています。「環境保全マーク」とは、社会と共生できる釣りを目指し、環境に配慮した釣用品づくりをはじめとして、国民生活を豊かにする釣りの創造に積極的に取り組んでいる証です。

2.キャンプブランドの取り組み

ナンガ（NANGA）

羽毛に拘ったダウンスリーピングバッグ・ダウンジャケットメーカーNANGA。自社工場で生産する事で得た独自のノウハウにより、寝袋の修理であれば基本無償でお受けしています。 修理することで永遠に使う、究極のサステナブルな活動です。

限りある資源であるダウン(羽毛)を再利用する「グリーンダウンプロジェクト」にも参画し、使わなくなったダウン製品を回収、精製して新たな商品として生まれ変わらせる取り組みを行っています。

プロトレック（PRO TREK）

PRO TREKは、自然を感じ、自然を楽しみ、自然を愛するブランドへ。ケース・バンド・裏蓋に、植物由来の再生可能素材「バイオマスプラスチック」を採用し、自然環境への配慮をかたちにしました。

地球に優しいバイオマスプラスチックを、ケースとウレタンバンド、樹脂製の裏蓋に使用しています。バイオマスプラスチックとは、原料として再生可能な有機資源由来の物質を含み、化学的または生物学的に合成することにより得られる高分子材料で、循環型社会の実現に向け環境負荷低減が期待されている素材です。

3.アパレルブランドの取り組み

ザ・ノースフェイス（THE NORTH FACE）

「EXPLORE SOURCE（エクスプロアーソース）」とは、「THE NORTH FACE」独自のウェアリサイクルの循環型アップサイクルプロジェクトです。

顧客より冒険を終えた（不要になった）アパレル製品を回収し、そこからタフさを要求されるアウトドアフィールドでも十分に機能が発揮できる純度の高いポリエステル素材を再生成し、よりハイスペックな製品へアップサイクルして次の冒険へつないでいくというストーリーを持った取り組みです。

パタゴニア（Patagonia）

海洋ごみの中で、もっとも問題とされているのが海洋プラスチックです。世界中の隅々まで流れ着いて海岸を汚染し、あらゆる地域の海洋生態系を脅かしています。パタゴニアは、この問題に取り組むため、カリフォルニアを拠点とする企業であるブレオ社を支援しながら「ネットプラス」という新たな素材を開発しました。

「ネットプラス」は、これまで廃棄されていた漁網を原料としており、毎年何百トンものの不要となった網が海に流出することを防ぐだけでなく、地元の漁業従事者に補足的収入を提供しています。

コロンビア（Columbia）

コロンビアは、社会や環境の発展を支えるための活動である「ECOLUMBIA」に取り組んでいます。「被災した東北の高校生を日本一の富士山へ」プロジェクトのサポートをはじめ、苗場の森の環境保全をする「フジロックの森プロジェクト」への参加、「日本山岳遺産基金」への協賛、児童養護施設に暮らす子ども達のアウトドア体験プロジェクトのサポートなどを継続しています。

また、コロンビアの製品は世界各地の工場で生産をされていますが、製造業務基準の遵守を徹底し、工場の従業員に対して、道徳的かつ公正な労働基準が提供されることを保証する取り組みを行っています。

ヘリーハンセン（HELLY HANSEN）

ヘリーハンセンでは、新商品の企画・製造にあたり、リサイクル素材はもちろん、短サイクルで成長する竹を原料にした植物再生繊維複合素材や、再生が可能で焼却してもダイオキシンが発生しない熱可塑性繊維、耕作面積が少なくて済むエコロジカル素材など、環境に配慮した素材を積極的に採用しています。

また、半端生地の再利用や、製造工程においてもできるだけ公害物質を排出しないよう取り組んでいます。

限りあるダウン（羽毛）を回収、精製し、「GREENDOWN」という名称で、ダウンウェアをはじめとする新たな製品の原料として利用するプロジェクト。ダウンを焼却する際に発生する二酸化炭素（ダウン1kgで焼く1.8kgの二酸化炭素を排出）と、原産国から日本に送られる際の二酸化炭素を抑えられます。

グレゴリー（GREGORY）

グレゴリーのサステナブルへの取り組み

Product Quality
主要な製品カテゴリーについて品質基準書を作成し、常に最新な状態に更新しています。グレゴリーでは創業以来40年以上にわたり品質への執念と細部へのこだわり持ち、皆様と悦びを分かちあえるような信頼ある製品作りを目指しています。

Carbon Neutrality
温室効果ガス、エネルギー消費および無駄を削減するため、グローバルに、カーボンフットプリントを減らすことに取り組んでいます。この戦略は、すべての製品や物流に対して取り組んでいます。

Design For Repair & Replacement
製品を長持ちさせるためにはどのようにデザインすればいいかを何年もかけて研究しています。この品質へのこだわりは、修理が容易にできるようにするための開発プロセスの構築に繋がりました。

ファイントラック（finetrack）

finetrackは、創業以来変わらず、日本でのモノ創りにこだわり、高機能性への追求、クオリティの高い縫製技術等、お客様に長く快適に使っていただけるウエア・ギアの開発・製造を実践しています。長く使い続けられる製品を作ること。それは「値札」以上の優れたコストバリューを持たせる取り組みの一環であり、ひいてはささやかながら、エコロジーにも貢献できるものだと考えています。

＜長く快適に使っていただけるための取り組み＞
・吸水／撥水耐久性を高め長寿命化によって、買い替え頻度を減らしていただく
・ケアファイン（ホームケア製品）、再撥水加工サービスによって、製品寿命を延ばす
・修理サービスの充実（補修キットの無償提供、自社での修理対応）

ケルティ（KELTY）

KELTYは2020年よりSDGsに対する取り組みの1つとして、e.dyeという生地を使用したラインを発売しています。e.dyeとはサステナビリティを意識して考えられた染色方法の事で、世界でも環境破壊について多く議論が交わされている中、アウトドアブランドとして環境に向き合っていくべく採用された、新しい生地です。

生地や糸を染めるのではなく、色のついたチップを混ぜ合わせて色付きの糸を作ることによって、通常の染色に比べ、使用する水を85%、排出する化学物質を90%、排出するCO2を12%それぞれ削減できます。環境に優しいだけではなく、糸の段階で色が付いているので、色落ちや光に強く、鮮やかな発色が特徴です。