フロロハリス 10m

こちらのフロロハリスの「８号」を、タチウオジギングのリーダー、及び餌釣りハリスに使用しています。 とにかくルアーでタチウオを釣られる方にオススメしたいです。ジャンル違いですが掘り出し物です。 私の場合はタチウオにしか使わない８号をルアー用リーダーの２０～３０ｍで使い切るか疑問だったので 店員に「短いのは無い？」と聞くと、餌釣り売り場から持ってきて「たいして違わないっす」とのことでした。 ■なぜオススメしたい程に気に入っているか ○タチウオに噛み切られない 　このラインは、見た限り純粋に１本のパリパリのフロロライン。ライン型プラスチックと言いたいくらい。 　とにかくこの表面硬度が、しなやかさ等を考慮したルアー用リーダーの上を行っていると感じています。 　それゆえに、簡単に削られたり毛羽立ったりしないので、気持ち良く効率的にタチウオ釣りを楽しめます。 　正直に言って、タチウオの場合は引き強度（ｌｂ）でなく耐摩耗性、もとい耐噛み性の８号ですからね。 ○悪影響を感じたことが無い 　タチウオでルアーや仕掛けを切られ落ち込んだ人が行き着く道具と言えば「ワイヤー」ですよね。 　私も餌釣りの仕掛けでは持っていますが、確かにワイヤーの人だけ釣果が悪い時があるので敬遠気味。 　餌もジグもやるので、渋くてジグがダメな日は確かにありますが、同釣法内で劣っていたことはありません。 　人間の眼で「太っ（笑）」とは未だに思いますが、タチウオの目では細いワイヤーの方が気になるようですね。 ■一応は留意しておいて欲しいこと ○本当にパリッパリなので… ・ホビン巻き時のグルグル糸状態は、船や岸壁の垂直ジギングなら自重で真っ直ぐに伸びて使えますが、 　キャストなどでテンションがかからない状態が多い時は前日から吊るして伸ばしておいた方が良いです。 ・ＰＥラインのリーダーにする場合は、摩擦系ノット（ＦＧ等）が苦手な人だと食い込みが浅くなってしまいそう。 　私はノットが抜けたことはないけれど、リーダーの端のライター等によるコブ〆だけはオススメしたいです。 ・リングに結ぶユニノット等でも締め（引く）のに力が要る。余りが短いとペンチで引いたことがあるくらいです。 　オススメ通り、現場で交換作業を要することは激減するので、仕掛け作りなどは家でやっておきたいです。 ○やっぱり太いので… ・リーダーをロッドガイドまで侵入させることはない使い方をしますよね？うっかりするとガツっと止まります… 　前述通り見えてはいないようなので、１ｍあれば十分です。直結交換を繰り返し２０ｃｍでも釣れましたので。 ・フロロやナイロンラインのリーダーにする時にも、連結が少し慣れが必要かとは思いますのでご自宅で… ○それでも大型のドラゴンと戦った後や、丸のみ状態で噛み噛みされた時は、その場所を切除して下さい。 　切れずに子供がハシの先を噛み噛みしたような状態になりますので、太いので肉眼でわかると思います。 ■あらためてオススメ パリッパリがメリットです。パリッパリのデメリットもありますが、満足度はそれを越えて高いです。 船上で、切られない私に対して多くルアーロストし落ち込む方に同情してあげた位の商品です。 リーダーとしては短い１０ｍの長さで小分け買いができますし、タチウオに試してみて下さい。 初めは私同様、疑心暗鬼や驚きがあるとは思いますが…ライン型プラスチックｗ　オススメします。