マルチに使える 缶ストーブ

キャンプもバーベキューも未経験で、自宅の庭で七輪を２～３回使ったことがある程度です。 七輪を入手した際に、別途炭起こし器が必要と分かり、いろいろと探してこのストーブを見つけ購入しました。 キャンプを始めたいと思っていたところでしたので、後々コンロ兼ストーブとしても使用することを考えての選択です。 構造は外筒と内筒の二重構造。 内筒は直径14cmくらいで、外筒と内筒のすきまは1.5cmくらいです。 内筒の底面は1cm角くらいの金網になっています。 内筒も内筒底の金網も取り外せません。 内筒の側面には薪投入口として１ヶ所大きな穴が開いていますが、外筒の薪投入口よりもやや下に開けられていますので、薪は必然的に斜め上から差し込む姿勢になります。 上部蓋の中央の穴は直径5cmくらいです。 大きさは5L前後のゴミ箱くらいな感じで小さめです。 燃焼中は脚も熱いので、地面の焼け防止と灰の散らかり防止を兼ねて、私は調理用アルミバットの中に置いて使っています。ただし構造が缶なので、灰は点火口から多少散らかる程度です。 内筒からこぼれて缶底に溜まった灰も、内筒と外筒のすきまが大きいので、全体をひっくり返すだけで簡単に出てきます。 炭起こし器としては、底がある缶なので場所を選ばず炭起こしできる点が良いと思います。 ただし起こした炭の取り出しは、缶ストーブをひっくり返すのは熱いので危ないと思います。私は火ばさみで一つずつ取り出しています。 火を取り出してから冷めるまでの時間はそれほど掛からないと感じました。 私が気に入っている点は、急な雨や衝撃で割れることのない金属製であること、折りたたみはできませんが小型のゴミ箱くらいの小ささであること、缶構造なので丈夫な上に灰の取り扱いが楽なことです。 アルミメッキ鋼板製なので錆の発生は多少は抑えられていますし、構造を見るにちょっと錆びたところでどうということは無い頑丈さも感じます。

手元で使うのにちょうど良い大きさで、デザインに一目ぼれしました。火起こしも煙突効果からか簡単で、焚き火台やチャコスタとしてマルチに用いてます。薪・枯れ枝・炭を問わず燃焼効率は抜群で、ほとんど完全に灰になっています。簡素で武骨な作りが魅力ですが、耐久性だけが心配です。