メンテナンス(Maintemance)を修理などとも訳しますが、本来は維持とか保持する、という意味のようです。ザ・ノース・フェイスの場合は、国内総発売元の(株）ゴールドウインが富山に自社工場を持ち、かなりの修理をこなしてくれます。壊れてしまって直る場合は、即修理になるわけですが、修理以前に保守点検が重要だ、という話を少し。秀麗

ガスストーブ以外にも、長期の山行や海外の場合はガソリンストーブを使うのですが、ある時タンクのキャツプにあるゴムパッキンが割れたことに気がつきました。ポンピングの部分は日ごろから注油したりして、チェックしているのですが、可動部でないゴムパッキンには注意が回りませんでした。当然そのままでは使えないのですが、あいにくスペアは持ってきていませんでした。苦肉の策で思い付いたのが、革のベルトの先端を切ってパッキンを作ることでした。切り取ったべルトをナイフで少しずつ丸くし、何とか使うことができました。やはり出かける前のチェックは慎重に。

これは最近の、スキーツアーの時。八甲田山をテレマークでツアー中に、友人の長さ調節式のストックが、固定できなくなくなってしまいました。下部を回して長さを調節するのですが、たまたま何かにぶつけたのか、グリップ側のパイプの一番下にある円錐形のプラスチックパーツにヒビが入っていました。私達はツアーに行きとくは、最低限のリペアキットを持って行くので、早速この部分をビニールテープでぐるぐる巻きにして、ツアーを続けることができました。

昔からよく言われていますが、やはり事前の点検に勝る修理はないようです。それではアイテム別にメンテナンスの際の注意事項を交えて紹介していきます。