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ペツル特集

テクニカルインフォメーション商品紹介
ヘッドランプの発明者ペツルの製品ラインアップペツルLEDランプの特徴ペツルヘッドランプ性能評価システムLEDの利点

ヘッドランプの発明者ペツル

夜間または暗闇での活動には、両手を自由にする事が重要です。 これを可能にするため、ペツルは 1970 年代初頭にフランス・グルノーブル市郊外の小さな工場でヘッドランプを発明しました。以来、ペツルは技術革新のリーダーとして、様々な用途に適したヘッドランプを提供しています。ペツルの幅広いヘッドランプの製品ラインアップは、簡単な作業に使用するランプから、厳しい環境での使用までカバーします。


コンパクトヘッドランプ: シンプル、軽量かつコンパクトで持ち運びに便利
ティカ&ティキナ ジプカシリーズ
用途の広いヘッドランプ: 多目的、遠距離を長時間照射
用途の広いヘッドランプ


ペツルLEDランプの特徴
照射力
光は光源により大きく変わります。ペツルでは厳選した最高品質のLED を使用しています。 ひとつのハウジングに収められた複数の LED やハイ アウトプット LED は力強い照射を可能にします。
ハイアウトプットLED ワイドアングルレンズ ペツル独自のワイド アングル レンズは簡単に開閉でき、遠方を集光で照射する光と、近距離を拡散光で照射する光を素早く切り替えることができます。
ワイドアングルレンズ
ハイ アウトプット LED (ミオXPシリーズ、ティカXPシリーズに搭載)
 
14LEDモジュール
アダプトシステム このアダプトシステムは、ランプ部分をヘッドバンドから取り外して、ジャケット、ベルト、ヘルメットなどに取り付けることができます。ランプ部分は簡単にマウントから取り外すことができます。

アダプトシステム


ヘッドランプ性能評価システム

ペツルはヘッドランプの照射時間と照射距離を測定する方法を考案しました。

この性能評価システムは、数値を基準に用いて各種のヘッドランプを比較し、ユーザーの皆様が商品を選ぶ際に役立つツールとして作られました。このシステムでは、ヘッドランプの性能を実験データに基づき、公平で再現性の高い方法で評価しています。

ペツルでは、ヘッドランプとして機能するのに必要最低限の照度は、満月の夜の月明かりと同程度であると定義しました。これを最小レベルの照度(0.25 ルクス)と照射距離と照射時間を計測する際の基準としています。
照射距離

ここでペツルが言う照射距離とは、0.25 ルクス以上の照度で照らすことができる距離をいいます。

1 - 照射距離はバッテリーの消耗につれて徐々に短くなります。
そのため、照射距離はバッテリーの使用時間を考慮し下記のように表示しています
t 0: 使い始め(新しいバッテリー、最大照射距離)
t 30mn: 30 分後(標準的な使用)
t 10h: 10 時間後(一晩継続して使用)
t 30h: 30 時間後(長時間使用)

データは下記のように表示しています (例):
t 0 = 17 m
t 30 mn = 14 m
t 10 h = 8 m
t 30 h = 5 m

2 - いくつかのモデルには電子制御機能がついています。
この機能はバッテリーの残量がわずかになるまで光の強さを一定に保ちます。
これらのヘッドランプについては下記のデータを表示しています。
- 照射距離
- 照射距離が一定に保たれる時間
例: 30 時間の間 10 メートルの照射距離

照射時間
ペツルのヘッドランプにおける照射時間は、「ランプから2メートルの距離で最低でも 0.25 ルクスの照度を保つことができる時間の長さ」になります。

ランプの照度が 0.25 ルクスに満たない場合、ヘッドランプとして機能しないと考えられます。
(夜間の歩行や読書などが困難)

電子制御機能付きヘッドランプの照射時間は下記の通り2段階で表されます。
- 照射距離が一定に保たれる時間
- ランプから2メートルの距離で 0.25 ルクス以上の照度を保つことができる時間の長さ(サバイバル モード)



LEDの利点

LED(発光ダイオード)はムラのない拡散光を放ちます。消費電力はクセノンバルブの 10 分の1* です。バッテリーの残量がわずかになり、白熱球が使えなくなっても、LED は弱い光を発し続けます。
さらに LED は無限に近い寿命を持ち、交換する必要がありません。加えて衝撃や振動にも強く、ほとんど壊れることがありません。
* データはペツルが使用するバルブにのみ適用されます

ほとんどのヘッドランプは、バッテリーが消耗するにつれて光が弱くなります。特定のヘッドランプには電子制御機能を採用し、光の強さが一定に保たれるように設計されています。
これらのヘッドランプは、バッテリーの残量が残りわずかになるまで、光の強さは一定に保たれます。その後光量レベルが自動的に下がり、サバイバルモードになります。

1. 光源の選択

・ 2種類の光源

ハイブリッド ヘッドランプは、目的に合わせて光源を切り替えることができます。
- ハロゲン バルブやクセノン バルブは遠方を照射します
- LED は近距離を長時間照射します

ペツル ハイブリッドヘッドランプの長所:リフレクターが2つの光源にそれぞれあり、照射させるビームパターンを忠実に反映します。

・ ワイド アングル レンズ
次世代 LED を採用した新しい『XP』シリーズのヘッドランプは、強力な光を長時間照射します。ペツル独自のワイド アングル レンズは簡単に開閉でき、遠方を集光で照射する光と、近距離を拡散光で照射する光を素早く切り替えることができます。
2. 光量レベルの調節

LED ランプのなかには光量レベルを3段階(最大、最適、エコノミーレベル)に切り替えられるものがあります。
これにより、使用目的に合わせて光の強さや持続時間を調整することができます。
これらのヘッドランプでは、光量調節機能のほかに、照射時間がひじょうに長い点滅モードがあり、非常時(捜索・救出)に役立ちます。

3. ブーストモード

ハイアウトプット LED を使用した『XP』シリーズのヘッドランプはブーストモードを備えています:ブーストボタンを押すと、最大レベルの約 1.5倍の強さの光を最長 20 秒間放ちます。
ランプがオフ、点滅モード、または3段階のどのレベルにあっても、ブースト モードを使用することができます。


防滴仕様
ペツルのヘッドランプは、湿度の高い環境、雪、雨などの悪天候での使用にも耐えます。ステンレス スチールの接点と電子回路を守る防水コーティングにより、ランプの内部に水が入っても機能します。悪天候での使用後は電池を外し、内部を十分に乾かしてください。
防水仕様
ペツルの防水ヘッドランプには、防水であることを示すシンボルマークが付いています。このマークには、そのランプを使用できる最大の水深が記されています。これらのヘッドランプは IEC 60529 基準に基づき検査されています。この検査は、ヘッドランプの耐侵水性を評価するもので、その結果は IP インデックスと呼ばれる0から8までの等級で表されます。ペツルの防水ヘッドランプは IP インデックスの最高レベルである IPX8に適合しています。ヘッドランプの防水性を保つには、取扱説明書に従ってメンテナンスや保管を行ってください。
  電磁環境適合性
ペツルのヘッドランプは全て電磁環境適合性に関する 83 / 336 / CEE 指令に適合しており、CE の認証マークが付いた機器と干渉することがありません。
  リチウム電池の使用について
ペツルのヘッドランプの中には、初期電圧の高いリチウム電池を使用できないものがあります。ペツルのヘッドランプにはアルカリ電池または充電式ニッケル水素電池 をご使用に下さい。初期電圧の高いリチウム電池は本体の発熱やLEDの故障の原因と なりますのでご使用はおやめ下さい。製品仕様に使用可否の記載があります。


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