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下野流適材適所其の四

琵琶湖のトッププロガイドとして君臨する下野正希が求めたのは、ウィードが枯れ始める初冬から再び芽を吹く翌春までの低水温期において、徹底的に使い切るスローロール専用スピナーベイト。存分に距離を稼ぎ、水深3～4mのボトムレンジを正確かつスローに引き続けバイトを獲るため、ウェイトは3／4オンスに設定。ブレードには明確なバイブレーションを求め、インディアナブレードの根元にウェイトを載せることで振動を増幅。深いコロラドブレードとのタンデムでベストバランスを保ち、引き感を確実に手元へと伝え、極寒の中でもアングラーの集中力を持続します。ワイヤーは1ミリ径、フックは＃3／0。モンスター捕獲率の高い冬だからこそ必要となる高耐久性かつ高強度をキープ。カラーはベーシックな白、黒、チャートに加え、春先にかけてマストとなるクリムゾンシャッドなど実績のラインナプ。濃密なフィッシングキャリアの中で培ってきた必要十分な要素が盛り込まれています。またボートからはバスのポジションをサーチするパイロットルアーとして、陸っぱりからは攻めあぐねたスポットをロングアプローチで攻略可能。オールシーズン使い勝手の良いスピナーベイトです。