プロバイザーIZM ZSS-2700X

　コールマンのクーラーボックスと室内で保冷力を比較した実験について前回コメントしました。今回は実際にキャンプに行ってきたので、その実践レポートです。 　９月上旬の箱根で１泊２日キャンプ。気温は最低温度が１８℃、最高気温３０℃。クーラーボックスの使用時間は２４時間。保冷剤は使わず、２リットルのペットボトル（水）２本を凍らして使いました。 　帰宅時、つまり２４時間後のペットボトルは、９割以上がまだ溶けてなくて凍ったままの状態。クーラーボックス内の温度は２４時間後も全く上昇することなく４℃付近をキープ。この結果には驚きました。さすがです。 　前回コメントしたように、容量に見合った量の保冷剤や氷を使えば、この製品の性能を十分に発揮させることができるようです。 　クーラーボックスというモノは、使用中に一番冷えやすい底面外側が結露して濡れるのが普通なのですが、それが全くありませんでした。底面外側はずっとサラサラ。完全に断熱されています。真空６面パネル恐るべしですね。でも、一カ所だけ結露した部分がありました。それは、排水栓のキャップです。その部分だけは真空パネルがないためと思われます。 　これまでは、－１６℃の保冷剤を使っていたのですが、はじめは接しているモノを過度に凍らせてしまうわりには、そのあと時間と共に温度がどんどん上がって最後はただ邪魔なだけの板になるので不便をしていました。このクーラーボックスと多めの氷を使うことによって、４℃付近を長時間キープできるのは魅力だと思います。

　医療用にも使われているという保冷力の強さに惹かれてダイワ・プロバイザーＩＺＭ　ＺＳＳ－２７００Ｘを購入。車載時のスペースは、今まで使っているコールマンのクイックサーブ４０リットルとほぼ同じというのも購入ポイントでした。荷物が多いのでパッキングの仕方を大幅に変更したくなかったので。 　保冷力の高さを実験で確かめました。 実験① クイックサーブ４０リットルとの比較実験。凍らした２リットルのペットボトルを入れて、夏の暑い部屋の中で２４時間放置。クイックサーブの氷は完全に溶け、水も室温に近い状態でしたが、ＺＳＳは氷が半分以上ありました。さすが。 実験② スノーピークのソフトクーラー１８リットルとの比較実験。凍らした５００ミリリットルのペットボトルを入れて、①と同じように放置。どちらも氷の溶け具合は同じぐらいでした。むむむ。 　３つとも容量が違うので、正確な比較のためには、氷の量も容積に合わせて変えるべきだったのでしょうが、そこはご勘弁を。たしかにコールマンのポリライトなどのフツーのモノと比べると格段に保冷力は上です。スノーピークのソフトクーラー１８リットルとの実験では、容量の差こそあれ、ほぼ同じだったのは意外でした。本家シアトルスポーツ社製ソフトクーラーの保冷力は侮れないということと、２７リットルのクーラーに５００ミリリットルのペットボトル１本というのはあまりに条件が過酷だったかな、ということを感じました。 　この商品本来の保冷力の高さを引き出すには、やはり一定量の氷や保冷剤が必要ということでしょう。保冷力が高いからといって、氷や保冷剤をケチってはいけません。

やっと買えました。いやーＤＡＩＷＡいいですよ。自分の釣りスタイルに合わせて買いましたがキャンプでも重宝しています。

これは買って最高にいいです！ いままでは安いクーラーでやってましたが、これに買えて保冷力を思い知りました。美味しいお魚を食べるにはこれは買うべきですね。 サバの刺身が初めて食べれました！ 氷が解けないって最高です！

気温１７～３２度の３泊のキャンプで自宅から入れていた板氷が帰りまで持ちました。保冷力は抜群です。蓋の開閉も両側から出来る為使い勝手はよいです。消臭機能は何時まで持つか判りませんがしっかりと機能しています。天板はあまり強度は無く椅子の代わりにはならないようです。