イデアスピン

ナチュラムの画像は斜め前方からのものであるため、野暮ったい感じ に見えますが、実物は、スッキリとした直線的なボディのスマートな リールです。 安いので、初めての釣り場やレンギョなどの引きの強い魚用に、 切り込み隊長として活躍してもらっています。 でもプラスチックボディだから、あんまり無理させないほうがいいか。 ちなみに、スプールはまぶしく輝くアルミ製です。

同じプロマリンのグラス投げ竿、レンジャーサーフ20-270に装着するために4000番を ２台購入。 幾何学的なデザインとシルバーを基調としてスプールにゴールドをあしらったシンプルな カラーが気に入りました。 さて、ビニール袋入りの商品が到着してハンドルを回すと、シュワシュワとした異音とともに 妙な重さが。あれぇ、外れを引いちゃったかな。 取りあえず分解してみると、ドライブギア軸に２枚のワッシャーが重なって付けられており、 そのうちの１枚が湾曲していました。それを真直ぐにして装着し直すと、異音は解消し、 回転も滑らかに。 もう１台は、回転は正常だけど、ハンドルにかなりのガタツキが。これは折り畳み部の隙間が 原因だったため、薄い樹脂板をかませて固定しました。 まあ、値段から有る程度の覚悟はしておりましたし、手が掛かる子ほど可愛いって言います からね。 主なスペック（実測値）は、次のとおり。 自重：344g（ライン込み） ギア比：１：5.2 スプール径：52mm ハンドル長：50mm（主軸センターからノブ軸センターまで ボディは薄く、直線的なシェルエットでスッキリしています。 スプール径が大きく、糸ヨレには強そうですね。 ラインローラーも、つま楊枝で軽くつついただけでよく回ります。 ハンドル反対側の端は、キャップ式（共回り式ではない）。 ドラグは、１回転18ピッチと値段からみれば割と細やかです。 オシュレート機構はカム式で、ラインの巻き上がりも並行できれいです。 商品説明に、「回転性能にこだわった」とありますが、若干のノイズはあるものの、 そこそこ滑らかです。シマノのアリビオクラスに何んとか肩を並べるか、といったと感じ。 デザイン優先である程度の回転性能を有したリールとして、海のルアーやちょい投げに 使えますね。