ZBL(ザブラ) サーフドライバー 110S

ヒラメ用ミノーとして、こちらの商品の中では座布団スイッチというカラーだけ所有しています。 私の所有の比較対象が多くはないのですが、その中で１番の信頼を勝ち得ているのでコメントします。 ■良いところ ○気持ち良く飛ぶ 　初めて箱から出した時は重心移動機能が無いルアーかと思いましたが…重心移動式でした！ 　HPでもあまり説明がないので詳細はわかりませんがマグネット固定のスライド式おもりでしょう。 　キャスト時の遠心力で磁石から離れ、カツーンというかスコーンというか、とにかく良いスタートです。 　そして飛行姿勢がとにかくブレがなくまっすぐなので、投げていて気持ちが良いです。 　比較対象にヘビサだとかAR-Cだとかの飛距離が出ると聞く物が含まれていないのでご注意下さい。 　ただ、圧倒的飛距離のLD-Sだとか、パッケージがブッ飛び重心移動式というシール付のはあります。 　個人的に玉おもりが転がるタイプよりスライド式が好きなだけなのかもしれませんが、飛んでます。 ○普通に沈んでくれる 　私の地域は遠浅サーフという訳ではなく、あえて言うなれば横潮流で手前から削れてるサーフです。 　つまり厳寒期も含め、個人的には普通に沈んで行ってくれるシンキングミノーを求めていたのですが、 　シンキングとかSとか記載されてても「バス釣りではサスペンドって言ってたよ」的なものが多かったので。 ○普通にレンジキープしてくれる 　これは竿の立て方やリトリーブスピードにも拠るものなので一概には商品次第とは言えないが、 　沈めてる時は着底もわかるものの、逆にリトリーブしていて底につくのは手前の横潮流えぐれのみ。 ○潮流に噛んでいると泳ぎがわかる（PE使用） 　他で潮流に噛んでいなくても引き重るブリブリしたものもありましたが、これはプリプリ程度のもの。 　私の中では魚道１１０MDと似ていると感じています。現にリップの形は似ていて、アイの位置が少し違う。 ○足元に帰ってくる時もユラユラしている 　低速でもしっかり泳いでいるんだと認識できるので信頼感があります。 ○目が大きい 　大きい目が私は好きです。中古売場でもこのサーフドライバーはすぐに見つけられました（が高い！） ■カラーの選択理由 ○金やピンクやグローは十分あり、その条件下に「ヒラメにはおなかのベリーカラー」を導入したから。 　あとパッケージに浅野文継カラーとシールが貼ってありました。（意味は理解せず何となくで） ■残念な点 ○塗装が薄く、結構削れやすいので、気にする方は使用前にウレタンにドブ漬けとかした方が良いのかも。 　ただ逆に、塗装が表面にあるので、サイドの輝きが強く、泳ぎが滑らかだとも言えるので仕方がないです。 ○説明者の腕がそれほど伴わないので、機能的な説明しかできないこと。