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以前したコメントが、やや辛口の評価でしたので補足修正します。両方を参考にしてください。

＜この艇ならではの傑出して良いところ＞
・乗り心地・・・直進性、スピード、安定感は非常に優れています。乗り心地は最高です。
・見栄え・・・全長が457ｃｍと長く、本格的なカヤックの形状をしており、本当にカッコイイです。
・積載量・・・以下の表のとおり250ｋｇ近くあり、大人2人と子ども1人が乗ることも可能です。
・拡張性・・・オプション類をつけることで、本格的なツーリングなど、多様な使い方ができます。
以上の４点を価格や重さよりも優先する人ならば、この艇は買いです。きっと満足します。

＜2人艇の比較＞
艇の種類 全長 コックピット長 本体重量 積載量 価格
エアフレーム２ 458ｃｍ 190ｃｍ 22ｋｇ 247ｋｇ 97480
ファイアフライ２ 374ｃｍ 184ｃｍ 15ｋｇ 169ｋｇ 49800
スプリー２ 353ｃｍ 14ｋｇ 182ｋｇ 56300
メイフライ２ 302ｃｍ 167ｃｍ 10ｋｇ 135ｋｇ 29800

＜オプション類と価格について＞
以前のコメントでは、あった方がいいように書きましたが、湖や入り江などの静水域をのんびりパドリングするのが主目的であれば、デッキカバーは不要で、ない方が乗り降りも楽です。その他のオプションも必要ありません。価格も以前のコメント時は５％引きの119700だったので、高価格と書きましたが、現在は22％引きになっており、以前よりも購入しやすくなりました。しかし同価格以下で、ファイアフライまたはスプリー１艇とメイフライ１艇の計2艇を購入することが可能であるもの事実です。

＜何人で使用するのか＞
シートはセンターにも配置でき、1人で乗るときも快適です。さらに、3人でも乗れるのはエアフレーム２の強みです。しかし、ファイアフライまたはスプリーをメイン艇に、メイフライをサブ艇にすると、2艇で4人分を確保できます。定員に余裕があるほうが快適ですし、誰かを誘うこともできます。さらに、複数艇で行動したほうが万一沈したときにもレスキューが容易です。したがって、ファミリーユースなどであれば、2艇を購入された方が費用対効果の満足度が高いように思います。

それでも、上記の4艇を並べたとき、皆が乗りたがるのはこのエアフレーム２だと思います。

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安定感や直進性、操作性などは申し分ない。ハードシェルほどではないが、スピードもかなり出て、確かに本格的な乗り心地。見栄えもよく、乗っててイイ気持ちになれる艇です。

フロアチューブは船体チューブより低圧に設計されているので、空気を入れすぎると気室の圧着部分が剥離するので注意が必要。（保証期間中に1回剥離しパーツを交換した）。かといって、フロアチューブの気圧が不十分だと、床が少し沈む感じがしたり、船体に張りがでないので、それが気になる人はオプションのアルミの竜骨（Backbone）の使用を薦める。

オプションのデッキ・カバーは、あったほうが濡れにくく船体に張りがでてしっかりする。デッキカバーはシングルタイプとダブルタイプがあり、付け替えることで、オープンデッキからデッキ＆コーミング付きのシングル艇にもダブル艇にも変身できるのが、この艇の大きな魅力だ。

しかし、本体だけでも高価格なのに、オプション類もそろえるなると、さらに３〜５万の出費となり、費用がかさむことがこの艇のデメリットだ。それならば、ドラゴンフライやメイフライ、あるいはファイアフライなどの低価格機種から２艇を購入した方が安上がりだし、使い勝手もいいように思う。

なぜなら、この艇のもう一つのデメリットが、本体だけでも22kgという重さと大きさにある。このサイズと重さでは、公共交通機関を使って持ち運ぶことは、不可能であろう。経験上、運搬が楽なのは15kgぐらいまでで、この艇は性能のためにインフレータブルの利点である小型軽量を犠牲にしている。したがって、上記から２艇を購入した方が実用的かつ経済的であると思う。

それでも、私はこの艇がかなり気に入っている。何よりも気分よく乗れる一艇に違いないからだ。