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基本的にWF6-8相当の重いヘッドをくっつけたshooting head フルラインですので、渓流で手返しの良い、藪を気にしないshooting-speyやunderhand に向いています。慣れるとSageの＃４ロッド490 などで、上流域でかなり強力です。ドライは水面を引きずって（竿にロードをかける）しまう投げ方になりますので、ウエット向きでしょう。ぶっしーなドライで沈みにくいフライなら、ドライでも充分使えます。
北海道道東、上中流域では、飛距離も稼げ、手返しもよく、Shooting wet(spey)はかなり強力な武器になると思います。同じことを、重めのWFでも可能ですが、２番手くらい重くしないと、竿へのロードが不足気味。初心者はとくにhead 重め、ヘッド短めのこのラインがいいと思います。私も以前このラインでコツをつかめたような気がします。同じ考え方のラインが今ではたくさんありますので、値段で。継ぎ目を気にしなければＳＴをランニングラインに結べばいいのですが、、フルラインはやはりスムースさが違います。

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安くてデザインもまずまずなので、5/6と7/8 を２個ずつ買って、スペイラインやLoop evotecなどのフルラインSTを巻き、shooting speyのウエット、ドライで使っています。カセットリールに比べると、多数がごろごろ転がっていルことになり、竿ごとにグレイン数で選んでリール（ライン）を選択して釣り場に持ち出す、という使い方ですが、選択がはっきりしている場合は１個だけ持って行けばいいので、カセットリールバッグを１セット持って行くよりは楽です。
リールそのものについては、デザインは悪くない 80点（Visionあたりのぱくり？）、重さ、操作性、ドラッグの調整しやすさもほぼ不満無し。ただし、安さはどこかに表れるモノで、３万円するリールに比べると、塗装がはげやすい（すでにリールシートに接触する部分はアルミむき出し）、など小さな欠点はあります。固体によっては（試したのは４つだけですが）回転ムラらしきモノもあり。しかしなんと言っても、たとえ１０個買っても47，200円、セージのリール１個分、という安さ。セージやガルバンのリールを１００とすると７０くらいは行けてるか、と思います。総じてこういう使い方には（フルラインをとっかえひっかえ、いろんな竿で使う）向いていると思います。満足度80-90%です。リールはこれでいい、と思う方も多いはず。ちなみに北海道、道東住まいです。