OO-028K 熱砂 スピドリヘッド

どんなワームともマッチします

ワームが外れる事で有名なジグヘッドですが、そのお陰で近隣店舗から消えてしまいましたので、もうネットでしか買えません。 ワームが外れないように工夫すれば、釣れるジグヘッドです。

ほんとにいいルアーだと思います

装着ワームを選ばないと使い物にならないかもですね。 丸型ワームなどは、使えないです。

地元での購入ですが、商品に対するコメントを失礼いたします。 私の使用状況は「熱砂」シリーズ通りサーフ（やや深め）でのヒラメ・コチ狙い、時々遠投による青物です。 ■商品としてのオススメ まず、私の購入理由が商品説明とほとんど異なりますので語らせていただきます。 もちろん商品説明もその通りの仕事はしてくれているのですが、２８ｇはもう少し購入動機があります。 ２８ｇ（約１オンス）の商品が欲しいと思われる方は、もう少し飛んでほしいとか深場を探りたいだと思います。 その希望に対してのデメリットは、一般的には単純な「巨大化」と、材料増加による「高額化」と考えます。 巨大化に関して、こちらは単純な巨大化ではなく、腹肉が伸びるというおもしろい重量増加をしています。 よって見た目の印象は１８ｇのミノー型ヘッドと大差無くコンパクト、装着ワームのサイズアップは不要です。 腹が伸びても、もともと固定用鉄板が出ている商品なのでむしろ一体感ＵＰで、後述のメリットまで＋です。 高額化に関しましては、固定用の鉄板や２つの良質トリプルフックを使用し、もともと高いと感じる商品ですが、 重量が１８ｇから２２ｇや２８ｇに増えても同じ定価なので、２８ｇまで来るとむしろ他社よりお得なのです（笑） 購入店が違うので、こちらでは見た限りいつも納期４～７日の取り寄せ対応なのは気になるところですが、 ２０％引きという値段はそう簡単に見かけない安さなので、送料無料額まで購入する方は試されてみては… ■使ってみて気付いた感心点 ○よく飛ぶと言うか「伸びる」。空中姿勢が安定していて失速率が低いです。 一般的にこういうミノー型ヘッドは、針が上の逆立ち状態で、重たい頭側からそこそこ飛んでいきますよね？ ただ、落下速度になる頃に頭部側に重心がありすぎて体（ワーム）が浮き、空気抵抗を受けて失速することも… いつも通り投げてみたけれど、空中でグルングルンと大回転を始めて、バシャーンと落水するヤツです… この商品は頭から腹側に重心が移るためか、失速時にもワームがバタつかず最後まで安定して飛びました。 そして頭部側から綺麗に着水するので、腹打ち着水のワームずれやフック絡みが無く快適に釣りができます。 ○水中姿勢も安定している？ 見えている訳でも、感覚でわかる程に上手でもありませんが、塗装の剥がれ具合からの推測ができます。 底引きさせなくても、かけ上がりでコツン、足元でコココツンと、残念ながら塗装が削れていきませんか？ 特に先端が顕著ですが、腹側も、側面も、時に頭上までも削れて、私はそれを仕方ないと思っていました。 ですが、コチラは頭部の魚の下唇にあたる膨らんだ面だけが綺麗に削れるので、他の塗装持ちが良いです。 よって側面の輝きも腹の色も長持ちなので、魚への効果も、釣り人のモチベーションも続いて気持ち良いです。 特に下から見上げているとされるフラットフィッシュにおいて、腹が長い２８ｇでは腹色も気にされてみては？ ■難点 よく聞かれる「後方のワームキーパーが…」というヤツです。刺しても使っていて簡単に抜けてしまいます。 特に普及しているエ○ギアのパワーシャッ○を用いた見た目は良いものの、相性は悪いと感じています。 まず体形が輪切りにすると「▽」なため、本商品の平面に対して▽の角が当たりズレる挿しにくさです。 そしてやや硬めのワームなので、抜けると元の穴には戻らないのに突起に当たり続け、よじれることです。 後方のフックアイに余ったＰＥを通してワームを縛っておくと抜けにくいので何とかなりますが面倒です… ■相性の良いワーム 例えばですが、私の場合はバークレイの「パワーゴビー」の４インチは釣果ともに推しておきます。 目の直後で切断して刺すと、エラは出ますが、平面体形も胴長も相性が良く、柔らかくて刺しやすいです。 特に後方が蛇腹なので、前例通りに縛っても目立たず、むしろ縛らなくても自在に動くのでよじれません。 語ってきた通り、腹肉のおかげ（笑）か空中でも水中でもバイブレーションと似たような安定性があるので、 セットするワームは敢えて水流抵抗の大きい商品を選んで沈降速度を遅くさせてみても面白いと思います。 ■総評 私の場所と同様に地球があまり掛からないことが条件ですが、快適が長持ちで２８ｇは良い商品だと思います。